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首コリをほぐせば片頭痛も楽になる!

Dr.丹羽の頭痛コラム

あけましておめでとうとございます。
平成31年と最後の平成になりました。当たり前ですが今年も寒く、緊張型頭痛の方のみならず、片頭痛の方も頭痛回数が増えています。元々、片頭痛発作の引き金としては気圧やギラギラ太陽、高温があり、比較的冬は楽なはずなのですが、以前にもコラム(27)で触れましたように片頭痛の方の何と80%に頚椎の変形を認めます。そのためか首コリが冬になると急激に増え、緊張型頭痛のみならず、首コリを引き金として片頭痛発作も起こしてしまうのです。良く緊張型頭痛を肩コリ頭痛などと言いますが、実際に肩コリで緊張型頭痛が悪くなる方に比べて、10倍以上首コリで緊張型頭痛が悪くなります。
では、どうすれば首コリは楽になるのか?
首コリにはたくさんの筋肉が関わっています。
胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭板状筋、広背筋、咬筋・・・と、きりがありません。
この中でも胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋が三大首コリ筋ですが、スポーツ医学の専門家の医師や理学療法士に聞くと、皆声を揃えて「胸鎖乳突筋」をほぐせれば首コリは楽になる!と断言していました。胸鎖乳突筋のみならず、僧帽筋、肩甲挙筋のストレッチを患者さんに指導してもなかなか改善はされず・・・。自分で指導しながらも自分ではストレッチを励行できない・・・しないと、私が患者ならば担当医師からお小言を言われても仕方ない、結論的にはストレッチの継続は、とても難しいと考えておりました。面倒でなく、かつ、日々継続できる首コリのストレッチやマッサージはないかな?と考えていた時でした、ある美容の機器を目にしました。Refaという機器です。片頭痛の方は圧倒的に20~50歳代の女性に多く、ほとんどの方がRefaをご存知で、かつ、ほとんどの方がRefaを持っていらっしゃいました。私もこてこての片頭痛&緊張型頭痛持ちでして、百貨店で様々なRefaを試してました。写真にも載せましたが、小さめのRefa(品番RF-DG2151B-N)が胸鎖乳突筋を上手い具合にストレッチできます。Refaの使い方やストレッチの仕方にちょっとした工夫が必要ですが、面倒でもなく、毎日、継続できます。このRefaは元々、ほうれい線&目尻線用で\20,000と、とてもお高い商品なのですが、私が拝診している患者さんだけでも既に50名近い方がご購入されました。
私はRefaの回し者ではありませんので、同じ様な事ができる機器であれば、全く問題ないと思います。
首コリをほぐして、この寒い冬を乗り越えて下さい。
本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。