「CGRP製剤のデメリットと、どのCGRP製剤を選ぶ?」
「CGRP製剤のデメリットと、どのCGRP製剤を選ぶ?」 デメリットはやはりコストでしょう! エムガルティ®は3割負担の方で120mgが13,500円円、初回のみ240mgのため27,020円、アイモビーグ®とアジョビ®...
「CGRP製剤のデメリットと、どのCGRP製剤を選ぶ?」 デメリットはやはりコストでしょう! エムガルティ®は3割負担の方で120mgが13,500円円、初回のみ240mgのため27,020円、アイモビーグ®とアジョビ®...
エムガルティ®︎の解説をこの間したかと思えば、医療の世界は日進月歩で、このコロナ禍でも既に他に2種類のCGRP製剤が使用可能となりました。 まずはAmgen社から発売されたアイモビーグ®︎です。実は日本も含めて全世界で一...
エムガルティはCGRP自体の効果をなくす遺伝子組み換えヒト化IgG4モノクローナル抗体で、Galcanetumab(ガルカネズマブ)という薬品名です。薬品名などはどうでも良いことなのですが、最後の“マブ”とはモノクローナ...
2021/1/1/22に承認され、2021/4/26より保険適応となりましたエムガルティ®。 当院では臨床治験の段階からたくさんの方にご協力頂き、その効果も実感していたのですが、あまりの高額ゆえ、ほとんど希望される方はい...
いつまでも続き、先の見えない「マスク頭痛」。 それに加えて今年は、まだ5月なのに、東京でさえ「梅雨」入りしそうな勢いです。 ところで、「梅雨」って、日本には4回あるのをご存知でしたか? 日本では春夏秋冬と季節の変わり目に...
片頭痛発作が何回も起こる方は、今までに予防薬、つまりは片頭痛発作を起こしにくくする薬を勧められたことがあると思います。 片頭痛の予防療法は①発作回数が2回↑/月もしくは6日↑/月、②日常生活に支障が出る位、片頭痛発作が強...
今までもいわゆる普通の風邪では頭痛は起きず、インフルエンザが「頭痛風邪」の代表でした。 ところが新型コロナウイルス(COVID-19)感染症も頻繁に「頭痛」を伴うことがわかってきました。 2020/11にイタリアの頭痛専...
以前にコラム42で「大後頭神経痛」を少しだけ紹介させて頂きましたが、大後頭神経痛は後頭神経痛の一つで、最近では小後頭神経痛や大耳介神経痛で困っていらっしゃる方がコロナの影響というか在宅ワークによって、最近、急増しています...
あまり聞きなれない頭痛かもしれませんが、近年に非常に我々、頭痛を専門に扱う医師にとっては見逃していけない頭痛の一つとなりました。 1988年にCall GKとFleming MCにより初めて報告され、Call症候群やCa...
片頭痛持ちの方は光や音過敏性の他に、気圧や天候などにも非常に敏感です。地震予知型頭痛なるものも存在します。東日本大震災の前に頭痛が明らかに悪くなった方もいますし、海外でも同様の報告があります。様々な説がありますが、一般人...